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デジタルサイネージ開発プロジェクト
主に近鉄電車の車内広告、駅広告などの運営管理や企画開発を行う交通メディア本部 販売オペレーション第一部。新たな媒体として、近鉄の主要ターミナルである大阪阿部野橋駅周辺にデジタルサイネージを設置し、配信・販売するプロジェクトが行われた。

プロジェクトは、
ゼロから始まった。
プロジェクトの一員として参加した染川が、プロジェクト開始当初を振り返って話してくれた。「当時、交通広告の市場が行き詰まっているように感じていました。首都圏でデジタルサイネージが登場し、売り上げを伸ばしているのを見て、近鉄も導入しなくてはという声があがるようになりました。」
近鉄沿線ではじめての大規模なデジタルサイネージ導入であったことから、まずはどの駅や施設に設置するか、という選定からプロジェクトは始まった。結果、最初に取り掛かったのは、2014年にあべのハルカスの開業が予定されていた大阪阿部野橋駅。東京での事例を参考に、さまざまな会社にもアドバイスをもらい、設置場所の検討が進められていった。

苦労したのは、
駅の機能を妨げないこと。
「ようやく動きだしたプロジェクトは、駅に設置するので、駅関係者の意見も聞きながら進めなくてはいけませんでした。交通量が多く視認性の高い場所は、駅の案内にも使いたいですし、取り合いになることもありました。またサイネージを設置することで柱の幅が大きくなるなど、駅の業務や利用客の妨げになる可能性がある場合は、許可がおりないこともありました。でも粘り強く折衝を行うことで、交通広告として価値のある場所に設置することができ、設置時には駅機能との調和を図ることができました」と染川は語る。
結果、あべのハルカス直下に位置する2フロアに計46面のデジタルサイネージ『ABENO HARUKAS DIGITAL SIGNAGE 46』を設置することができた。「サイネージの設置が完了して、最初の配信が成功して広告が映し出された時は達成感がありました。でもそれ以上に、安堵感が大きかったのが印象に残っていますね」と話す染川の表情は、笑顔に満ちていた。

デジタル広告は、
新しい表現の場になる。
染川と同じ部署に所属する桂田は、デジタルサイネージ設置後、経営管理本部(人事担当)から異動してきた。主にデジタルサイネージの広告配信業務を担当する彼に仕事について尋ねると「トラブルや間違いが起こってはいけないので、常に気が抜けません。登録するデータはかなりの数になるため、管理ルールを守ることはもちろん、じぶんなりに工夫して仕事をしています」と教えてくれた。
さらに交通広告のこれからについては「近鉄では、ターミナル駅以外にも、沿線のさまざまなクライアントに手軽にご利用いただけるデジタルサイネージが増えており、交通広告のデジタル化はさらに進むと思います」と語る。
サイネージの前を通るひとの性別などの属性に連動した広告放映など交通広告や屋外デジタル広告はここ数年で進化しつづけている。市場も含め、これからも大きな成長が見込まれる媒体だ。
わたしが思う! 仕事の『つながり』
桂田:「入社して経営管理本部(人事担当)に配属され、広告の仕事には直接関わっていませんでしたが、今の部署になってこれまで何気なく見ていた広告物ひとつひとつにたくさんのひとが携わっていることを改めて知りました」
染川:「クライアントの『伝えたい』メッセージを1日に何十万人ものひとが見るデジタルサイネージに配信することで、本来その広告内容に興味がそれほどないひとにもメッセージが届きます。広告を見て購買行動に移ったり、おもしろいと感じてもらえたりすることで、つながりを感じます」
交通広告も、デジタル化が進んでいます。このプロジェクトのように、新しい広告媒体をつくることも大切な仕事のひとつ。いままでにない新しいモノをつくりたいと思う方は、ぜひ一緒に仕事をしましょう。
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桂田 博行
交通メディア本部
販売オペレーション第一部2014年入社
